ご無沙汰してます

はいどーも。

まずはこちらから


dscn1780.JPG先日の読売新聞夕刊1面です。







どーやらレイクが増えすぎて、マスっ子食ってどーしょもないから、退治するって事みたいです。

退治って言ってもカナダだかアメリカだかのように、水を抜いて徹底的に駆除する事は出来ないんで、まー数を減らすって事でしょうか。

どんな方法で駆除するのかは分りませんが・・・

個人的にはこれでレイクが減って、ブラウンが復活してくれれば嬉しいなー。

因果関係ははっきりしませんが、ここ数年レイクが爆発的に増え始めると同時に、ブラウンが減っているので恐らく無関係じゃないでしょう。

ブラウンが減った原因を考えると、レイクが増えた事と関連して・・・

ワカサギが減少した事によってのエサ不足が考えられます。

これは秋のワカサギ釣り解禁の影響、鵜の影響や産卵床のノロ被害による影響と諸説ありますが、減ってしまった重要なエサ・ワカサギをホンマス・レイク・ブラウン・で取り合った結果、1番弱いブラウンが負けてしまったって事。

エッ、ブラウンが1番弱いって?

そーです、ボクはそー考えています。

ホンマス>レイク>ブラウンだと考えています。

以前こんな出来事がありました。

立木観音前の駐車場から湖面を見ていると、60cm~65cm位のレイクがゆっくりと回遊してきました。

そこへ45cm位のホンマスがやってきてレイクと遭遇。

するとどーでしょう、ホンマスがレイクを威嚇するように何度か追い掛け、最後は追っ払ってしまいました。

渓流で一番エサが流れてくる場所にポジッションをとる気の強いヤマメに、臆病で物陰に潜むイワナ、2種が混棲している川でのその関係が湖にも当てはまるようです。

ただしレイクは1mを超える魚、35cm位までのホンマスはエサになってしまいます。

では、陰気なブラウンとレイク、一体どっちが強いのでしょう?

ブラウンは物陰を好み定着性が強く、単独で行動すると言われています。

一方レイクは狭い範囲をかなり大型になるまで、群れで回遊しているようです。

こんな2種が遭遇したとすれば・・・

んんんーー

例えば、

50cmのブラウンがカケアガリに潜んでいたとします。

そこへ同サイズ・または60cmクラスのレイクが群れで押し寄せてきたら、臆病で陰気なブラウンが他へ追いやられると簡単に想像出来ませんか?

これは居付きの良型ブラウンが、レイクが浅場から姿を消しはじめる、シーズン終盤に釣れることからも想像出来ます。

ワカサギが以前のよーに豊富にいれば、おこぼれもあってブラウンもエサにありつけるのかもしれませんが・・・

いや、これだけレイクが増えてしまうと、ワカサギだけ増えてもダメかもしれません。

熱帯魚を飼育するとよくあることなんですが・・・

例えば、カージナルテトラというポピュラーな南米産の魚が10匹入っている水槽に、気の強い同属別種の同サイズの魚Aを10匹入れたとします。

するとどーでしょう、Aはカージナルを常に追い回し、ストレスからかエサを多めにいれても、ほとんど食べることが出来ません。

当然育ちは悪く、病気にもなり易く、最後は死滅してします。

中禅寺湖においては、レイクの数が圧倒的に多いんですから、どーなるかは推して知るべしでしょう。


はー・・・もー・・・打ち疲れました。

ちょー久々の更新なのに尻切れトンボでもーしわけありませんが、続きは明日書きます。