中禅寺湖解禁を間近に控えて思う事


いよいよ中禅寺湖解禁ですねー。


被災者の方や、被災地の悲惨な状況を想い、福島第一原発の事を考えると、不安で憂鬱になってしまいます。

本人または、親族や友人が被災した方も多数いらっしゃると思います。

こんな時に釣りどころじゃないのかも知れません。


こんな時に釣りなんかしててイイのだろうか・・・こんな時にガソリンを使ってイイのだろうか・・・


観光地のホテルや旅館、または旅行代理店のツアー、エアーチケットもキャンセルが相次ぎ、存続の危機に直面していると聞きます。

趣味=遊び、しかもアウトドアスポーツの釣りを対象にしたこの業界も例外ではありません。

ショップもメーカーも本気の悲鳴をあげています。

あるショップでは11日の本震から1週間売り上げゼロ、またあるメーカーでは予注キャンセル・返品の嵐と聞きます。

このまま国民の消費意欲が落ち続けたら、釣り具業界は、いや日本の経済は一体どーなってしまうんでしょう・・・

原発の影響で農家や漁業関係者、計画停電の影響で製造業や販売業も本気でヤバいです・・・



どー言ってイイのか上手く言えませんが、普段通りの生活が出来る方は、今まで通りの生活をおくってみては如何でしょうか。

ボクらが釣りに出かけ、現地で消費し、家に帰って足りない道具を買い・・・・・

これも復興・・・経済復興に繋がる行動だと思いませんか。


この業界にいるボクが言うと、自分勝手に都合のイイ事を言ってる様に聞こえてしまうかも知れませんが、決してそんな事だけで書いている訳ではありません。

行き着けの、無くなってしまったら困る店があるなら、積極的に消費しましょう。


そして、出掛けられる環境にある方は、是非釣りに行きましょう。



被災者の安定した生活・被災地の復興・放射能汚染問題の早期終息を願います。


山口直哉