編集長日記
ちわっす。
丸沼も芦ノ湖も30日で禁漁、寒さも増し、さー冬本番です。
今冬は湖の釣りをチョこっと解説したいと思います。
但し、これはあくまでもボクの主観、実体験に基づく独断的理論なので、その点は理解下さい。
メールでの質問・苦情も容赦お願いします。
また、解説書のように順を追って解説するのではなく、思いついた事をトピック的に書く予定です。
えーーー
今日はリトリーブに関する事をちょこっと。
今年5月のある日、高橋氏と山側で午後から釣りをしていました。
日並みも良く、時期・ポイント・風・天気・水温共に絶好のホンマス日和ですが・・・
本来なら、祭とは言わないまでも、3.4匹づつ位釣れている筈の夕方近くなっても、イマイチな釣果。
リトリーブは、ボクのホンマス狙いの常套手段”80cmズビズバ引き”、高橋氏は彼の常套手段”欽ちゃんリトリーブ”。
アタリがあっても乗らなかったり、乗ってもバレたり、釣れても小さかったり・・・
「魚はいる筈なんだけどなー・・・」二人して嘆き、呟き続けていました。
勿論、スピードを変えたり、引くタナを変えたりもしましたがしっくり来ません。
いい加減、飽き飽きダラダラモードになって来ましたが、その時、ある友人のリトリーブが頭を過ぎりました。
「〇〇さんのリトリーブは速いけど、ホンマスだけじゃなくブラウンも良く掛けるんだよなー(心の声)・・・それもイイ型がよく混じるんだよな(心の声)・・・・・・・確かこんな感じで(心の声)・・・・・・・ん・・んんっ(独り言)・・・来たーーっ(大きめな独り言)、来ちゃったよ高橋くーーん!!(声)・・・〇〇さんのリトリーブで来ちゃったよー、いきなり1投目だよ、型もマアマアだよ(興奮大声)」
良型のホンマスをネットに入れると・・・
「やっ、山口さんオレも来ました、俺も〇〇さんのリトリーブですっ!」
その後も暗くなるまで、それまでがウソのように忙しくなり、2人で楽しみました。
「もしかしてリトリーブの効果じゃなくて、単に魚が回遊し始めただけ?」
などとも思い、全体のスピードを同じにして他のリトリーブも試しましたが、釣れるのは〇〇さんのリトリーブのみ、明らかに今日この場所では効果的でした。
凝り固まった頭を久々にガツンとやられた1日でした。
こうすれば釣れる確率が上がるって事を柔軟に考え、自分では実践してきたつもりでしたが、長年の中禅寺湖通いで勝手に結論を出してしまっていたようです。
「ホンマスはズビズバ引きのスピードを変えるだけでOK」と思ってましたが、釣りに絶対はなく、常に柔軟であるべきって事を思い出しました。
〇〇さんのリトリーブってどんなの?・・・・気になるでしょーーうひひひ
なんてもったいぶってますが、このリトリーブのアングラー、たまに見掛けます。
どーって事ないって言ったら失礼ですが、単にボクの常套手段ズビズバ引きと異なる引き方というだけです。
ヒントはテレーンコン・テレーンコンって感じです。
意図したものか偶然の産物かは別として、あくまでも友人の考案?したリトリーブを、勝手に本人の知らない内にマネしたもので、ここで不特定多数の方にお教え出来ない事をご了承下さい。(このリトリーブで楽しんじゃった事は〇〇さんはまだ知りません・・・うひひひ)
さて、「解説とか言いながら何勿体ぶってんだ」と怒られてしまいそーなので、大サービスです。
「いらねーよ」って人はここから先は見ないで下さい。
ここではボクの持ち芸ならぬ持ち引き(リトリーブ)を一覧にしました。
80cmズビズバ引き
以前は60cmって言っていましたが、計ったら80cm以上ありました。
秒速80cmで引くのが普通で、その時の状態でもっと速い時もあれば、遅く引く時もあります。
ポーズを入れ戻すスピードは一定でややゆっくり戻します。
アタリは引き始めに来る事が多く、アタリ=乗ったという感じです。
引き終わりにアタった場合は慌てずリトリーブを続けるようにアワセるのがコツです。
狙う魚はずばりホンマスです。
レイクは狙っていなくても良く掛かりますので、かなり効果的だと感じています。
たまーにブラウンも釣れますが、スピードが速いと滅多に釣れません。
超速引き(ちょうそく引き)
これはズビズバのチョッパヤ版で、「魚が居るのに食わないなー」なんて時にたまに使います。
これ以上ないって位のスピードで引きます。
ズビズバと同様、戻しはゆっくりです。
アタリは引き始めにガツンと来ます。
良型魚の場合、物凄い衝撃で最高に気持ち良く、病み付きになるでしょう。
小さい魚は口切れしてしまう事も多々あり、その際はブチッって感触が手元に来ます。
狙いはホンマスオンリー、他の魚種を狙う時は使いません。
ちょっと書き疲れてきましたので続きは次回って事で。
次回も持ち引きについてです。
多分来週・・・かな。